先週のテストで、「Amarra Mini」を使うとサンプリング周波数の自動切換えがうまく作動せず、無理に「Audio MIDI設定」で切り替えると、再生速度が変わってしまうという問題があるのが分かりました。
何回トライしても同じ結果なので、最近販売元が代わったという「AZ・AUDIO (http://www.az-audio.jp/pg58.html)」あてにメイルを出してみることにしました。 どの分野でも輸入業社に関しては、今まであまり良い印象を持った会社が少なく、今回も「ああ、そうですか、それはきっと相性の問題ですね、、、」程度の回答しか期待していませんでしたが、「弊社でもいろいろ検証してみます」という返事が翌日に来ました。
それから一週間程経って、メイルが来て、「結論としては、Amarra、及びAmarra Mini はApogee Ensemble と同期しないということが分かりました。しかし、Apogee側がハードに関する情報を公開しないので、これ以上は何も対応できません、申し訳ありません」ということでした。
私としては、結論まで行かないで1、2ヶ月放置されてそのまま、、、ということを想定していたので、最後の結論まで連絡をしてくれた「AZ・AUDIO」という会社に少々感心しました。この程度はビジネスの上では当然の対応ですが、いい加減な会社が多い中、近頃ではめずらしく、まっとうな会社であると感じました。
あとは、これをApogeeの販売元である「エレクトリ」にかけあって、先方がどういう対応をするか、ということです。
もし「Apogee Ensemble」を所有されているPCオーディオ・ファンの方で、「Amarra」あるいは「Amarra Mini」の導入を検討されていらっしゃる場合は、私の結論が出るまでしばらく待機された方がよろしいと思います。