SACDの音をPS３の内蔵ドライブで再生してそのままレイオーディオから出す訳ではないので、SACDからデジタル信号を取り出してリッピングする際には、時間がかかっても「可能な限り良い条件」でリッピングしておきたいと考えています。
PS３はどこから見てもゲーム・マシン、、、米国製のパワーアンプの如く、見ているだけでモチベーションが高まって来る様な重量級のデザインとは対極にある外観（そして材質）です。 いっそのこと全部バラして、２０kg以上あるようなソリッド・アルミ製のシャーシにでも積み替えてしまえば、オーディオ・マニアの欲求は満足させられるのですが、PS３のボディに貼ってある「封印」を剥したりすると２度とサービスが受けられなくなるぞ、と仲間に脅されました。
SACDのリッピング用だけの目的で購入した私の初期型PS３は、SACD/DVD/BDドライブとマザーボードを新品に載せ換えたので、当分の間は大丈夫、そんなに早期に壊れる事はないだろう、だからサービス等受けられないといっても４、５年は心配ないはず、、、と言い切ってもしかし、万が一壊れたらそれっきり終わりで良いのか、５年後には初期型PS３はもう完全に入手困難になっているかも知れない。
自問自答をしたあげく、結局「とりあえずの安全策」を取ることにしました。インターネットを見回ったところ、すでにPS３にオーディオ・マニア的な補強（デッドニング）を入れて音質を改善している人を見つけました。
