MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

オーディオ・ルームの大改造(その11)

2ヶ月ほど前、サーロジックのSVパネルを購入して村田さんのアドバイスを仰ぎ、吸音面が少なくライブ気味だった部屋をさらにライブにして、いかに反射音のコントロールが大切かを学びました。 3年前に大改造した拙宅のオーディオルームは、下の写真にある様…

Steamin'

長い間探していた「Steamin' / Miles Davis」 の「SACD盤」を手に入れました。 普通のCDならAmazonその他でいつでも入手できるのですが、SACD盤となるとオークションでは毎回2万円以上の落札価格、たまにAmazonに中古盤がでていても同じ様な高価格。 しかし…

レイ・オーディオの補強(2)

Mastersのマッチングトランスの試聴結果と、すぐに発注したい旨をMyu氏に連絡したら「もっと小型のトランスもありますよ」とのことで、Woody&Allen工房のWebサイトを紹介してもらいました。 価格はMastersのトランスの半額、、、何だか作っている人に申し訳…

レイ・オーディオの補強(1)

友人のMyu氏から、イシノラボ製のマッチングトランス「M-BF8030」を借用して来ました。これを何に使うかというと、メインアンプとレイオーディオの間に入れてホーンドライバーの保護に使います。 我家では、DEQX(デジタル・チャンデバ)の出力を金田式DCア…

パワーアンプの入れ替え(2)

パワースイッチをONにすると、数秒してカチッというリレーの音がして、メーターに赤い文字(出力)が表示されました。 Mark Levinsonの「ブラックパネル+赤パイロットランプ」との付き合いが長かったので、「ゴールドパネル+出力メーター」は何かとてもゴ…

パワーアンプの入れ替え(1)

低域用のパワーアンプとしてMark Levinson No. 23を購入してほぼ7年が経過しました。 このMark Levinson を使う前は、金田式UHC Mos-FET AB級120WのDCアンプを2台製作し、低域用として使う計画でした。しかし、これまでの金田式DCアンプの中高域の美しさか…

村田さん(サーロジック)の来訪(2)

クルマに積んで来て頂いたLVパネルを運び出す作業をお手伝いし、壁際に並べ始めました。 「私の好みは無視して頂いて結構ですので、村田さんがベストと思われるチューニングを、、、」とお願いして、Jazzを中心に、いくつか曲を選んで聴いて頂きました。 村…

村田さん(サーロジック)の来訪(1)

10月4日(土)の夜、サーロジックの村田さんが「無償ルームチューニング」に来て下さいました。 サーロジックのパネルに関しては、友人のMyu氏が10年以上前から使っていて、透明度の高い柔らかな高域が再生されているのは知っていましたが、もともと彼の…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その10)

ついにオイルステインを塗る作業を始めました。 自作マニアにとっては最も充実した最高の瞬間、最後の仕上げ工程です。 写真の右側がオイルを塗ったエリア、チーク無垢材の美しい木目がオイルによって浮かび上がって来ます。 左側の、まだオイルを塗っていな…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その9)

見よう見まねで進めて来たチーク材の貼付け作業工程も、最初に始めた頃よりも随分コツがつかめて来ました。 あと5列ほどを残して完成、、、というところまで来て「最後の一列は、空気圧釘打機使えないではないか?」という疑問が湧いて来ました。 斜め45度…

Kind of Blue

ジャズを聴き始めた中学生の時、友人の勧めもあって最初に買ったのがこの「Kind of Blue」、FM放送の番組の最初に流れてくる「So What」のイントロを聴いたのがきっかけでした。 ポール・チェンバースのベースとビル・エバンスのピアノの静かでクリアーなリ…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その8)

部屋の横幅の半分近くまで貼り終えたので、台車に載せて右側に移動させておいたRM-6Vを、今度は左側に移動させて、右半分の工事を始めなければなりません。 2年前の工事で、重いRM-6V移動専用の台車を製作して今回もこれに載せているので、平らな床を移動さ…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その7)

石畳の石を一つ一つ並べていく様に、チーク材を接着剤とブラッドネイルで固定していく作業も、18列目まで、ほぼ半分まで来ました。 接着剤の分量も、最初の1、2列は「あとで剥がれては困るから」と多目に塗っていましたが、どうもこれは間違いらしい。 …

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その6)

初めて操作する「常圧フロア用ブラッド釘打機」は、取説を見ながら使ってみようとしましたが、プロ用ツールなので、その説明もプロ相手向き、何のことか良く分からない業界用語もあり、恐る恐る、、、まずは安全第一で行ないます。 材料に押し当てる先端の部…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その5)

丁寧に梱包された段ボール箱を開け、さらに湿気防止のためのビニールを剥ぎ取ると、見事な色合いの無垢チーク材が出てきました。(前回の檜材を施工の時は、梱包を開けると「檜の香り」がとても気持ちよく、施工中も完成した後も半年間くらい、檜の香りがす…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その4)

チークは「広葉樹」であるということが分かったので、クギはチーク材の販売元が推奨する「ブラッドネイル」を発注しました。 無垢のチーク材にはこれがベストということで、プロの職人さん達も使っているという製品です。 前回の檜材を壁と天井に打ちつけて…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その3)

日曜日の朝、発注しておいた「ミャンマー・チーク・フローリング材」が届きました。 全長1.9メートル弱の細長い段ボール箱が合計12箱、1箱の重量が20kg程あるので、全部で240kgの重量貨物です。 ついに届いたか、、、、「さあ、頑張ろう」とい…

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その2)

床に無垢のチーク材を貼り付けていくために、事前に揃えておかなければならないものがいくつかあります。 (1)接着剤 前回の「檜」を壁と天井に貼り付ける際も、職人さんからのアドバイスは「無垢の材木は、接着剤で全面を貼り付けてはいけない、2,3年…

現在のシステム構成 (2014年6月)

チーク無垢材を床に貼り付ける作業を始める前に、オーディオ・ラックなどは全て移動させておく必要があったので、各々の機器への配線ケーブル類は全部外しました。 この機会に、コネクターは全部クリーニングし、汚れたケーブルの表面も水拭きしてクリーニン…

Saxophone colossus

中学生の時、ジャズを聴き始めて最初に買ったLPがMiles Davisの「Kind of Blue」、そしてその次がSonny Rollinsの「Saxophone colossus」でした。 Max Roachのリズミカルなドラムスのイントロから始まるカリプソ風の一曲目「セント・トーマス」が有名ですが…

Milestone

このアルバムは、1950年代のハード・バップからモードへと大きく舵を切るトリガーとなった「Kind of Blue」の一作前の作品、モードへの予兆を明確に示すアルバムと言われていますが、私がいつも好んで聴くのはタイトル曲「Milestone」の次の曲、マイルス抜き…

Opus de Jazz

高校生の頃、吉祥寺の実家から歩いて10分足らずのところに「FUNKY」 というジャズ喫茶があって、そこは地階がJBLパラゴン、1階がJBL D130+LE85、2階がA7-500という、当時の自分にとっては「夢の空間」だったので、週に何回もコーヒーを飲みに行っていまし…

Opus de Jazz

Jazzを本格的に聴き始めた高校生の頃、吉祥寺の実家から歩いて数分、頻繁にコーヒーを飲みに行っていた FUNKY というジャズ喫茶に行くと、よくレコードがかかっていたのが「Opus de Jazz/Milt Jackson」。 それ以来、ヴィブラフォンの音が好きになって、アナ…