MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ANKH の自作(3)

コーナー型「ANKH-2 CO」の実物は、秋葉原のテレオン2Fで見ましたが、じっくり裏側の写真や寸法を採取した訳ではないので、今ひとつ設計のコンセプトがまとまりません。 アフロ・オーディオのサイトで裏側の写真を見つけました。 これを見ると、コーナーの…

ANKH の自作(2)

初めて「日東紡音響エンジニアリング」を訪問してから9年も経過し、現在は社名が変って「日本音響エンジニアリング」となっていますが、主なスタッッフも同じで販売している「柱状反射体」も「ANKH」のシリーズが増えていますが、「SYLVAN」も継続販売され…

新しいSPシステム(総括)

今回の「新SPシステム」の製作プロジェクトは、長年続けて来た自分のオーディオの「終活」として始めました。 10年間愛用してきたレイオーディオRM-6Vを売却し、「終活」と呼ぶに相応しい小規模なSPシステムを目指したのですが、結果的にこれで「小規模なSP…

新しいSPシステム(2)

昨年10月にレイオーディオRM-6Vを売却し、音楽がない状態がほぼ1年間続いて、やっと音が出る環境になりました。 先日までDEQXのグラフィック・イコライザー調整に時間をかけ、昨年までのRM-6VのF特とほぼ同等の特性まで完成しました。 今回のエンクロージャ…

新しいSPシステム(1)

エンクロージャー内部の配線も完成し、サランネット枠も取り付けて、これで完成。 頭の中に思い描いていた「JBL C38Baron」の面構え、、、多少なりとも実現できたな、と自分なりに満足しています。 当時のJBL純正のサランネットさえ入手できれば、すぐ交換…

ウーファー用エンクロージャー(10)

ウーファーユニットTL-1601bを搭載して、やっとそれらしい形になりました。 ここまで来ると、俄然モチベーションが上がります。 前バッフルだけは色の調合が悪くて綺麗なウォルナット色にならず、結局その上から黒のツヤ消しとしましたが、それを言わなけれ…

ウーファー用エンクロージャー(9)

オイルステインの匂い充満して一週間も部屋が使えないのは困る、などと言っていたら何も進まないので、涼しい時間帯を狙って朝5時に起き、オーディオルームの窓を全開にし、一気にオイルステインを塗り始めました。 オイルステイン塗布、真鍮ロッドの取付け…

ウーファー用エンクロージャー(8)

座間市から2tトラックに積まれて、新しいエンクロージャーが運ばれてきました。 余ったロシアンバーチの端材も廃棄せずに全部持ってきて欲しいと頼んだので、それも結構な量が積まれていました。 8月1日の当日、午後1時過ぎはおそらく気温35度は超えていた…

ウーファー用エンクロージャー(7)

8月1日の午後1時、暑い中を座間市からFW社の2tトラックが到着し、いよいよ新しいエンクロージャーが届きました。 以前使っていたTADのシステムは真冬に製作したし、レイオーディオが届いたのは4月の中旬でした。 夏は一番好きな季節で、毎年この季節は他の…

ウーファー用エンクロージャー(6)

発注直前に「塗装はやめにして、ウォールナット+オイル仕上げに」と仕様を変更したので、私の次に待ってたお客さんを先に回して、つまり顧客番号が一つ繰り下がって、納品日がまた遅くなってしまいました。 どうせ遅れついで、ここで一、二週間急ぐより自己…

ウーファー用エンクロージャー(5)

分厚く重いバーチ材(40ミリ厚)を全面に使い、強固な補強材も入れたので強度的には十二分、それにこのエンクロージャーが「終活」の集大成、だから外観はウレタン塗装などでなく、やはり1950~60年代のJBL製品の様に高級感のある「ウォルナット+オイル仕上…

ウーファー用エンクロージャー(4)

最初のデザイン(外観)プランでは「バーチ(白樺)材の木目」をそのまま使い、表面の色は「山本音響のウッドホーンの色」に合わせて、最後に「5分ツヤの透明ウレタン塗装」という仕上げを考えていました。 そして、前面バッフルから見て一番目につく「木口…

ウーファー用エンクロージャー(3)

座間市の木工会社から「輸入元からバーチ材が届きました」と連絡が入りました。4x8(2400x1200ミリ)サイズの合板が5枚なので、届いた荷物の合計重量は280kgとのこと。最初は自宅に送ってもらって、実物を確認してから木工会社に発送、などと考えていたの…

ウーファー用エンクロージャー(2)

昨年12月末に発注した「TAD TL-1601b」ウーファーは、当初から「納期6ヶ月」とのことだったので、おそらく手元に届くのは6月の末、早まることはないだろうと考えていたのですが突然、販売店(コイズミ無線/秋葉原)からメール連絡があり「本日発送致しまし…

ウーファー用エンクロージャー(1)

5月初旬に完成するはずだった「TAD TL-1601b 用エンクロージャー」はスケジュールが大幅に遅れています。 最終的に届いた「見積書」が自分の見積もりを遥かに超える程の高額だったこと、そして納期まであと10日という日になった時点で、さらに二週間も遅延す…

ANKH の自作(1)

9年ほど前、オーディオ仲間と連れ立って千葉県の「日東紡エンジニアリング(現在の日本音響エンジニアリング)」の開発拠点を訪問したことがありました。 彼らが開発した「柱状拡散体」がどんなものか、その性能と効果を知るためです。 下記の写真がメイン…

JBL 375 +ベリリウム振動板

先日、ホーンドライバーについてネットでいろいろ調べていたら、JBL製品のレストアでおなじみの「Kenrick Sound」のWebサイトに「JBL 375 にベリリウム振動板を組み込んだ」というスペシャル・バージョンを見つけました。 JBL 375 は私が高校生の時からの憧…

Blue Train

「Blue Train」は1957年、ブルーノート・レコードから発売されたジョン・コルトレーンの初期の代表作、いつ聴いてもコルトレーンの音楽を存分に楽しめる、私にとってベスト・アルバムです。 第一曲目のテーマ曲「Blue Train」から最終曲の「Lazy Bird」まで…

次期SPシステム(10)ホーン・ドライバー決定

ウーファーをTAD製のTL-1601「b」に決めたので、ホーン・ドライバーは同じくTAD製にします。 TAD製のドライバーということになれば選択肢は 1990年代初頭に発表されて以来レイオーディオ製ラージモニターやパイオニアExclusive SPシステムに使用されて来た「…

次期SPシステム(9)ウーファー決定

ウーファーに関しては、TADなら「TL-1601a」あるいは「TL-1601b」になります。 20年前に初めて購入したTAD製ウーファーはTL-1601「a」でした。 そして最近まで10年間使って来たレイオーディオRM-6Vにはペアマッチされた「TL-1601b」が組み込まれていたので、…

ガーデニング(4)

翌朝、目が覚めて真っ先にコンクリートを確認しに行きましたが、少なくとも「猫の足跡」は見当たりません、良かった。 前田EXの社長さんによると「一晩経てば、指で押して跡がつかない程度まで固まります。完全に固まるには、この気温だと2、3日かかります…

ガーデニング(3)

クリスマスが近くなった寒い日の朝、家の前にパワーショベルを積んだトラックが来て、さて、いよいよ工事が始まりました。(巷でユンボと呼ばれるのはレンタル・ニッケンの登録商標とのこと、これはニッケンではないのでパワーショベルです) パワーショベル…

次期SPシステム(8)Wood horn 決定

幾つかの中古オーディオ販売店にも予約を入れているのですが、どこからも連絡がなく、これでは当分の間は肝心要のウッドホーンは入手できないか、と考えていたところ、「山本音響 SS-300」の出物があるとのことで、すぐに見せてもらいました。 中古なので多…