MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Kaneta DC Amp.

次期ホーンドライバー用のFETアンプ(4)

Myu氏から親身なアドバイスをもらいながら、勘違いと失敗を乗り越え、やっと完成して音出しまで漕ぎ着けました。 すぐに接続して試聴を始めたいところですが、今まで使っていた「#143 UHC MosFET アンプ」との比較試聴を楽しむため、接続替えを手早く行ない…

次期ホーンドライバー用のFETアンプ(3)

図面を描いてレイアウトを決め、底板に孔をあけてトランス類などのパーツを取り付け、早速配線を始めましたが、、、記事中の基板図に間違いがあって「回路図と基板図とどちらが正しいのか?」など、迷ったり考えたり、、、無い知識を振り絞って進めて来まし…

次期ホーンドライバー用のFETアンプ(2)

ここ数年の新しい金田式DCアンプは特異な「電流伝送」となっています。「電流伝送」は、ケーブルによる音質の劣化が極めて少ないと言われていますが、市販の他のアンプ(電圧伝送)とは全く互換性がありません。 昨年、下図の様にDEQX(デジタル・チャンデバ…

次期ホーンドライバー用のFETアンプ(1)

4年前に、Marantz MA-7Aのシャーシの中身をゴッソリ抜き取り、金田式 UHC Mos-FET アンプ(#143)を搭載した自作アンプを製作しました。 この金田式DCアンプの基板は、友人のMyu氏が設計してくれた特注品なので信頼性が高く、2016年の今日まで約16年間、何…

金田式DCアンプのマランツへの移植4

重量のあるRコア・トランスをしっかり固定するには、板金加工のプレートでも良いのですが、「どうせ作るなら、コストもほとんど差はないから」と10ミリ厚のアルミ材でトランス固定用のプレートを特注しました。 同様に、金田式DCアンプの基板を水平に固定す…

金田式DCアンプのマランツへの移植3

大体のレイアウトはCADを使って確認していたのですが、特注のチョーク・トランスが納品されて、全ての部品を並べて配線周りのことを考えながら実物で再確認すると、この小さなシャーシに金田式UHC Mos-FETアンプ全体を組込むのは、かなり困難な作業であるこ…

金田式DCアンプのマランツへの移植2

マランツのオリジナル電源部には、その昔、高価でなかなか買うことが出来なかった「タムラ製トロイダル・トランス」を思い出させるような大きなトランスが搭載されて、電圧は金田式DCアンプとほぼ同じです。 マランツMA-7Aの内部 これらをそのまま使って組み…

金田式DCアンプのマランツへの移植

「まだ試作だから」とアルミ製の弁当箱シャーシ製作したものの、そのままの状態で使い続けて1年以上が経過してしまった「金田式DCアンプ UHC-MosFET」のモノラル・アンプ。 これをマランツMA-7Aのシャーシにゴッソリ移し換えるプロジェクトがスタートしまし…

金田式DCアンプとハイエンド・オーディオ(2)

西新宿にサンスイのショールームがあった頃、毎月の試聴会の後で話をすることができた故岩崎千秋氏から、Jazzサウンドの再生に大切なのは「点音源と低域の立ち上り」だと聞かされ、トゥイーター無しの「JBL D130」フル・レンジ1本で構成していた私のシンプ…

金田式DCアンプとハイエンド・オーディオ(1)

日本のオーディオ産業がまさに最盛期に入ろうとしていた1970年代前半、真空管アンプからトランジスタ・アンプへの移行期でしたが、依然としてその音質は芳しくなく、一般普及クラスはトランジスタ、ハイエンドは真空管アンプ(Marantz #7、Macintosh MC-275…

金田式 UHC MosFET DCパワーアンプ(2)

やっとのことで組み上がりました。(数年ぶりに製作するDCアンプ、こんなにハンダ付けが下手になったか、と自分で不満を持つ位、特に1台目はハンダ仕上がりがイマイチです。3月初旬で室温が低い? 言い訳にもなりません、数年のブランクで指先がサビついた…

金田式 UHC MosFET DCパワーアンプ(1)

30年以上前から、金田式DCアンプシリーズを好んで製作して来ました。 DCパワーアンプは今回の「UHC MosFET パワーアンプ」で5台目の製作、特にこのパワーアンプは、電源部に巨大なRコアトランスを搭載した「低インピーダンス大出力用」とのこと、これなら…