今年の初めから音楽再生プラットフォーム「Roon」を導入し、その音質とソフトの完成度の高さがとても気に入って使用していますが、「Roonという企業が、今後も長く存続して行けるのか」という不安は常にありました。 そして 11月28日に「Harman acquires Roo…
PCオーディオを手始めに、デジタル・オーディオを初めて約15年、デジタルノイズやネットワーク関係のノイズには、今まで全く気にしていませんでした。 しかし昨年暮、Roonを導入して以来、光ファイバーケーブルに関しての記事が目に止まる様になり、特にルー…
Rey Audio マニアのフランス人から紹介されたハンガリーのウッドホーン工房では、過去にどの様なウッドホーンを製作して来たのか、興味本位で聞いてみました。 パイオニア/ Exclusive は「TH-4001」「TH-4003」、Rey Audio「RH-3」、新井悠一氏がMJ誌上で発…
3年前に、Rey Audio RM-6Vを聴いてみたい、とブログに書き込んで来たフランス人のオーディオ・マニアとの交流がまだ続いています。 「我が家で10年間、毎日いろいろやったけど、デジタルEQを使っても結構大変だった。オリジナルのLCネットワークでの音作りは…
以前、スイングジャーナル誌の記事で、Jazz/Audio 評論家の寺島靖国氏が Rey Audio を購入する際「シングルWooferの RM-11 にしようか、それともバーチカルツインの RM-6V にした方が良いのか」と迷っていたら、横にいたイルンゴの楠本さんが「シングルのRM-…
自作「Roon Core」の設計プランができたので、いよいよパーツを集め始めました。 搭載するPCは、Intel NUCを買って来るか、ショップで入手できる小型PCを使うこともできる、今回は富士通製の小型PCを入手しました。 「空冷+ファンレス」を実現するためのシ…
7年ほど前にNet Audio という雑誌で「Roon」の記事を読んで興味を持ちました。料金は Lifetime billingで500ドル程でした。Roonという会社自体が永続的に経営していけるんだろうか、などと考えているうちに興味が薄れて完全に忘れていました。 昨年秋にオー…
チョーキングとフィンガー・ヴィブラート、、、ファズやワウワウ・ペダルを駆使して大音量で奏でるブリティッシュ・ブルース・ロック、、、ゆっくりと見える指の動きから、素早いダイナミックなパッセージを次々と生み出すサイケデリック・サウンドの元祖「C…
自分の気の向いた時に書いている備忘録を兼ねたブログですが、時々、遠方のオーディオマニアの方からの書き込みがあったり、外国人が質問をして来たりします。 先日も書き込みがあって「TAD 1601b ウーファーの締付けトルクはどれくらいが適正でしょうか?」…
寒いのが嫌いなDIY大工は、冬の冷たい北風が吹いているとモチベーションが下がります。曇天の寒い日は、角材を1本切るのにも庭に出るのをためらってしまうし、少し疲れて来るとすぐに休憩してコーヒーを一杯、そのままJazzを聴き始める、、、そんな気ままな…
「間柱」の仮組みで木ネジの位置の確認、角材の変形が修正(軽減)できたら、これらを一度全部取り外して、グラスウールの取り付けを行ないます。 胴縁方向にグラスウールを取り付け 胴縁(水平)方向にグラスウールを取り付けた後、次は取り外してある間柱…
コロナ禍の影響でオーディオ仲間とはZOOM等でバーチャル・オフ会はするものの、実際の訪問は遠慮していてお互いに刺激がない、だからオーディオ機器の入れ替えもほとんどなく、ここ2年位の間は以前よりずっと平穏な状態、一人でJazzをただ聴いているだけの…
最近はオーディオ機器の買い替えもなく、現在はオーディオルームの前壁を「石井式サンドイッチ吸音構造壁」にするDIY工事で忙しい(?)ため、録画予約をしたまま観るのを忘れていた、BS-NHKの11月下旬放送「What a wonderful world 分断と闘ったジャズの聖…
低域をさらに改善しようという目的で「グラスウール32 kg/m3(寸法:1800 x 900 x 50厚)」が合計10枚(5枚組/セットx2箱)届きました。現在、大きな梱包が2個、オーディオルームに置かれています。 開梱する前に眺めていたら、今までこんな大きな寸法の…
我が家では、Rey Audio RM-6Vを使っている頃から、デジタル・チャンネル・ディバイダーで周波数分割された高域と低域の信号を各々、高音用と低音用のアンプに接続して「2Way マルチアンプ・システム」を構成しています。 現在使用中のデジタル・チャンネル…
昨日、私のブログに新しく書き込みがあり「TRINNOV ST-2 HiFi のバージョンはいくつですか?」との質問を頂きました。 TRINNOV ST-2 HiFi を購入して以来、ソフトウェアもファームウェアも一度もアップデートした記憶はなく、毎月TRINNOV New Letter は届い…
以前使っていたアプリ「Chicken of the VNC」が動かない問題は、新たにMacOS純正の「Screen Sharing」を使うことで解決し、以前の様に、TRINNOVを自由に操作できる様になりました。 しかし、また新しい問題が発生、、、iPad上でKinskyを立ち上げても、音楽フ…
一年近く前に、エンクロージャーの吸音材を取り出して、3Dマイクを立てて周波数特性を測定したのを最後に、我が家のTRINNOV ST-2は、音楽を聴くだけの機器になっていました。 2月に入って、再びエンクロージャーの吸音材の量を調整してみたので、いつもの様…
オーディオ仲間達とは「しばらくの間、お互いに訪問するのは避けましょう」と申し合わせたので、年初からオフ会はなし、もっぱらメールで情報のやりとりをしています。 日本では「外出自粛」の要請が出されていますが、ヨーロッパでは「外出禁止令」が出され…
2日間を費やしてエンクロージャー内部の吸音材を半分まで減らしてみたものの、TRINNOVの測定データには、期待した程には大きな差異は見られませんでした。 しかし聴感上の違いは考えていた以上に大きいです。「たかが吸音材」の調整で、こんなにも音が変わ…
TRINNOV ST2 HiFi を購入する前、京王プラザホテルでオーディオ・フェアが開催された際に実物を聴きに行った時、この製品は通常のDSPを使わずに Linux ベースのPCを内蔵している製品である旨の説明を受けました。 しかし内部に空冷ファンがあることは知りま…
リヤ・バッフルを取り付け、フロント・バッフルもウーファー・ユニットのターミナルの極性を確認して取り付け、最後にスクリューを全部締め終わりました。 ここからTRINNOVの設定を始めます。 このままの設定でも音は出せるのですが、吸音材が大量に充填され…
2018年の冬に完成した現在のSPシステムは、それまで10年間愛用して来たRey Audio RM-6Vが、40cmのダブル・ウーファーで4本の大径ダクトを配した縦型のバスレフ・エンクロージャーだったのに対し、シングル・ウーファー+密閉箱という形状変更をして、TADの同…
我家で約10年間、レイオーディオRM-6Vを使って来ていつも気になっていたのが上下のウーファーの中間にある「RH-3」ウッドホーンの両側板が、特にベース・ソロを再生している時に指先で両側板を触ってみると微振動していることでした。 RM-6Vのエンクロージャ…
拙宅の「全ての音楽データ」を格納している「DELA N1A」の改造は、4年前に「改造 その(5)」を書いた後、そのまま止まったまま放置状態でした。 しかし先日、京都で素晴らしく解像度の高いサウンドを聴くことができたので、オーディオのモチベーションが…
この地球上で「メッカ」といえばサウジアラビア南部の都市、世界中のイスラム教徒が巡礼する聖地と知られていますが、無宗教の私が「巡礼」したのは別のメッカです。 先週の木曜日(9月26日)、京都にある「デジタル・オーディオのメッカ(まつさん邸)」を…
最近まで使っていた「DEQX社製 HD-4」は、クロスオーバー・スロープが最高値「300 dB/oct」まで設定できました。 今まで「300 dB/oct」までは使ったことはありませんが、できる限りクロスオーバー周波数を低くしたかったので、「96 dB/oct」を選んで設定して…
先週の土曜日(9月21日)、京急蒲田駅近くの大田区産業プラザで「プロオーディオ分野に必要な室内音響学を学ぶ」と題してセミナーが開催されたので参加して来ました。 https://jtesori.com/JTSW/course_RA.html 当日の講師は以前、TOAとBOSEの開発にいた…
現在のSPシステムは、シングル・ウーファーとホーンドライバー(TAD製のTD-4001とTL-1601b及び山本音響製F-310ウッドホーン)の組合せを使っています。 これは昨年まで使っていたレイオーディオRM-6Vの、上側のウーファーを取り除いた形状ですが、太いバス…
TRINNOVのキャリブレーションも、勘違いや失敗を繰り返して10回以上も続けていると、やっとモノになって来ました。 今、気になっているのは2つだけ、「デジタルVRによる音量調節」とクロスオーバーの「スロープ」に関してです。 DEQX HDP-4を主に使ってい…