MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

2009-01-01から1年間の記事一覧

コンプレッション・ドライバーのフェイズ・プラグ(2)

以前、Rey Audio の木下さんが何かの雑誌の記事で解説していたのを覚えていますが、TD-4001のフェイズ・プラグに関して「なぜ5スリットがベストなのか」という点について、とても興味深く読んだ記憶があります。 ダイアフラムのある点からフェイズ・プラグ…

コンプレッション・ドライバーのフェイズ・プラグ(1)

久しぶりに千葉の「GTサウンド」を訪問して来ました。 私のメインSPシステムである Rey Audio RM-6V を購入する前には、一時期GTサウンドのシステムを検討したこともありました。しかし長い間「いつかは Rey Audio を、、、」と頭の中で思い描いて来たこと…

SACDからデジタル信号を取り出す

我家で使っている「DEQX PDC-2.6P」という製品は、「プリ+グラフィック・イコライザー+チャンネル・ディバイダー+DAコンバーター」が一体となったものです。(アキュフェーズ社の製品で言えば、DC-330プリ+DG-48グライコ+DF-45チャンデバ+DC-801DACが…

低音吸収ボックス

真夏の暑い盛り、額に汗して製作したにも関わらず、期待した効果がほとんど出ていなかった測定結果に落胆し、「すぐに産業廃棄物にする」と決めていた例の「低音吸音ボックス」の件、しかし以前から、大きなRM-6Vのエンクロージャーの間に立って「お~っ」…

次期プロジェクト「KM1Vの自作」その2

Rey Audio 木下さんのお宅がまだ所沢にあった頃、いろいろな資料を頂きました。上記のスペックシートは、その資料からの抜粋です。(現状の市販モデルは、130ミリウーファーのコーン紙にコーティングが施されていますので、この資料にある特性とは若干の差異…

次期プロジェクト「KM1Vの自作」その1

近頃は諸々の他用が忙しく、以前の様に「自作マニア」になり切れていない自分に不満を募らせています。以前の家は、新築当初から1階に14畳程の工作室を備えておいたので、木工全般でも、車のエンジンを下ろしての重整備でも、室内だから雨風の心配もなく、…

いろいろな Macintosh

私の使って来た Mac はこれまで10台程、512k、SE、SE30、Quadora 800, Power Mac 7500、同8500、Power Book、iMac、PowerMac G4 Cube, PowerMac G4 DA, PowerMac G5 など、各々にいろいろな特徴、特に外観デザインの先進性があり、楽しんで使って来ました。…

Apple IIe と Macintosh

Apple 社のコンピューターを使い始めたのは、私の場合は「Apple IIe」という製品が初めてだったので、もうかれこれ四半世紀以上も前になると思います。 Apple 社が初めて「これはパーソナル・コンピューターという物です」と発表し、「パソコン」という言葉…

Apogee Ensemble (オーディオ・インターフェイス)

待ちに待ったPCオーディオ用のコンポーネント「Apogee Ensemble」がやっと入荷しました。 早速接続して音出し、と行きたかったのですが、設定が思った以上に複雑でなかなか音が出ません。Mac 専用機種というから、きっとシンプルな設定ですぐに良い音が出る…

低音吸収ボックス

どこのお宅のオーディオ・ルームでも、50Hz辺りが大きくディップし、100Hz前後が大きくピークをつくって「悩みの種」となっているのではないでしょうか。 我が家でも以前はケーブル交換、インシュレータを入れたりする「聴感上のチューンアップ」を繰り返…

Super Tweeter について

我家のSPシステムは、Rey Audio のRM-6V。 誰が見てもどこから見ても、Tweeter を置くための最適な場所がありません、なぜならヴァーチカル・ツインは「点音源(ポント・ソース)」を最大の開発テーマとされているからです。 RM-6Vのウーファーは上下対象レ…

PCオーディオ

今年の5月連休に、山梨県のマニアのお宅を訪問して素晴らしい音を聴かせてもらって以来、「PCオーディオ」なるものが頭から離れません。それまでは次のアイテムとして「ESOTERIC P-01」なんか狙っていたのですが、HDDから音楽を出力するというプロセスは、…

ホーン・ドライバーとウーファーのタイム・アライメント

我家のレイオーディオRM-6Vは、DEQX PDC-2.6 というデジタル・チャンネル・ディバイダーを使って「タイム・アライメント」を行なっています。 一般的にアライメントには2種類あり、実際にユニット間の距離差を計測して、それを音速に換算して設定する「手…

クロス・オーバーのセッティング

現在、我家では、クロス・オーバーを「350Hz」、スロープを「96dB/Oct」に設定して、良い結果を得ています。 DEQX デジタル・チャンネル・ディバイダーのおかげで、「96dB/Oct」と、FIRフィルターのおかげで位相回転ゼロのクロス・オーバーが実現できてい…

Rey Audio RH-3 ウッド・ホーンの周波数特性

下図の周波数特性は、我家のオーディオ・ルームにて、レイオーディオRM-6Vを軸上1mの距離で測定したものです。 測定はインパルス応答、そして1601bウーファーと4001Rドライバーには両方とも「フルレンジ」の信号を入れての測定、つまり、ウーファーの高域…

オーディオ・ルーム

我家のオーディオ・ルームは約12畳、以前はオーディオ・ビジュアルを楽しんでいたので、天井にはBARCO製の三管プロジェクターが設置してあり、壁にはStewart製の120インチスクリーンを取付ていました。 しかし、RM-6Vを導入してから一気にピュア・オ…

現在のシステム構成(パワー・アンプ)

パワー・アンプは、TD-4001RドライバーをドライブするA級30WのマランツMA-7A(モノラル)が2台、そして2台のMark Levinson 23で、左右のダブル・ウーファー合計4個のTL-1601bを各々ドライブしています。 TD-4001Rドライバー用のマランツMA-7Aは、当初から…

現在のシステム構成(プリ+グラフィック・イコライザー+Chディバイダー)

現在の我家のシステム構成をご説明します。 以前はアナログ・プレーヤーもありましたが、現在は入り口はCD/SACD/DVD 用として、Pioneer DV-AX10のみです。 プリアンプは2種類、DEQX社製の「PDC2.6」、及び Pioneer製の「C-AX10」です。 どちらも、デジタル…

Accuphase A-65 と P-7100 をMark Levinson 23 と入れ替えて試聴

新たに接続したAccuphase A-65 のレベル合わせを行ない、早速比較試聴を開始、、、、。(Mark Levinson 23 とのゲイン差は1dB程度、チャンネル・ディバイダーの少しのレベル調整だけで完了しました。 ちなみに我家のチャンネル・ディバイダーは、DEQX社の「P…

Accuphase A-65 と P-7100 をMark Levinson 23 と入れ替えるか?

今年のゴールデン・ウィークを利用して、日頃から山積していたテーマのうち、ビッグ3にトライすることにしました。 (1)まず最初に最大のイベント、この大きく重いRM-6Vを「250ミリ」前に出すこと。エンクロージャーと壁との距離が狭く、今までケー…