MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Network Audio

Roon 導入(4)

今年の初めから音楽再生プラットフォーム「Roon」を導入し、その音質とソフトの完成度の高さがとても気に入って使用していますが、「Roonという企業が、今後も長く存続して行けるのか」という不安は常にありました。 そして 11月28日に「Harman acquires Roo…

オプティカル・アイソレーション(光絶縁)ー1

PCオーディオを手始めに、デジタル・オーディオを初めて約15年、デジタルノイズやネットワーク関係のノイズには、今まで全く気にしていませんでした。 しかし昨年暮、Roonを導入して以来、光ファイバーケーブルに関しての記事が目に止まる様になり、特にルー…

Roon 導入(3)

以前、スイングジャーナル誌の記事で、Jazz/Audio 評論家の寺島靖国氏が Rey Audio を購入する際「シングルWooferの RM-11 にしようか、それともバーチカルツインの RM-6V にした方が良いのか」と迷っていたら、横にいたイルンゴの楠本さんが「シングルのRM-…

Roon 導入(2)

自作「Roon Core」の設計プランができたので、いよいよパーツを集め始めました。 搭載するPCは、Intel NUCを買って来るか、ショップで入手できる小型PCを使うこともできる、今回は富士通製の小型PCを入手しました。 「空冷+ファンレス」を実現するためのシ…

Roon 導入(1)

7年ほど前にNet Audio という雑誌で「Roon」の記事を読んで興味を持ちました。料金は Lifetime billingで500ドル程でした。Roonという会社自体が永続的に経営していけるんだろうか、などと考えているうちに興味が薄れて完全に忘れていました。 昨年秋にオー…

KinskyもKAZOOも調子が悪い

以前使っていたアプリ「Chicken of the VNC」が動かない問題は、新たにMacOS純正の「Screen Sharing」を使うことで解決し、以前の様に、TRINNOVを自由に操作できる様になりました。 しかし、また新しい問題が発生、、、iPad上でKinskyを立ち上げても、音楽フ…

Buffalo DELA N1A 改造 その(6)

拙宅の「全ての音楽データ」を格納している「DELA N1A」の改造は、4年前に「改造 その(5)」を書いた後、そのまま止まったまま放置状態でした。 しかし先日、京都で素晴らしく解像度の高いサウンドを聴くことができたので、オーディオのモチベーションが…

システム機器の構成 (2015年8月)

最初は、いつもの様にMiles Davis「Kind of Blue」の192kHz/24bit、そしてソロ楽器試聴用の Midori Goto「Encore!」の192kHz/24bit。 クロック同期をしない設定で試聴し、その後でクロック同期させた設定を試聴しました。 クロック同期無しの状態では、今ま…

システム機器の構成 (2015年7月)

DEQX HDP-4のデジタル・チャンデバで「350Hz」クロスの上下に分けたデジタル出力を、2台のEsoteric D-07Xに接続しました。 デジタル・ケーブルも選び出すとキリがありません。 HDP-4のデジタル出力はBNC、D-07Xの入力はRCA(もしくはXLR)なので、今回はMog…

システム機器の構成 (2015年6月)

いくつか機器の入れ替えをしています、また一つの節目を迎えたというところかも知れません。 長年愛用して来たパワー・アンプ「Mark Levinson No.23」を「Accuphase A-65」にしました。 Mark Levinson No.23は、両サイドに大型ヒートシンクが配置された外観…

Buffalo N1A  改造 その(6)

Buffalo DELA N1A/N1Z が採用しているサーバーソフト「Twonky Server」のバグが原因で、再生時間の長い音楽ファイルが再生できないという問題は、Buffalloが一括してALACファイルを再エンコードしてくれたことで一応の解決を見ました。 しかし、例えば「Arti…

Buffalo N1A  改造 その(5)

「急ぎませんので、ジックリ検討して根本的な原因と対策をお願いします」とBuffaloに伝えてN1Aを送り返し、ほぼ2週間が経過し、昨日、原因がリポートされました。 (1)再生が開始されない、という指摘のあったALACの音楽ファイルは、必要な情報が欠落して…

Buffalo N1A  改造 その(4)

購入したばかりの「DELA N1A」の調子が悪く(大きな容量の音楽ファイルが再生できない)、販売店から送り返して解析してもらった後、第一回目の中間報告が来ました。 (1)DELAシリーズは、N1AもN1Zも「Twonky Media」というサーバーソフトを使っていて、AL…

Buffalo N1A  改造 その(3)

188.6MB以上の音楽ファイルの再生がスタートしない、という問題の原因追及を進めています。 再生アプリをいろいろ試してみました。 (1)LINN製の美しく使いやすい「Kinsky」がダメ(DST-01の純正指定でないから?) (2)Sforzato推奨の「Media Link Play…

Buffalo N1A  改造 その(2)

先日まで使っていた2TBのNAS (Buffalo LS420)に入っているハイレゾの音楽データ(約400GB)をN1Aに移動させました。金曜日の夜、就寝前にセットし、LAN経由で4,5時間、、、と考えていましたが、朝起きて確認したところまだ続いていて、結局10時間ほどか…

Buffalo N1A 入荷! 改造その(1)

注文を入れてから約1ヶ月半、オーディオ製品を注文してこれほど待たされたこともめずらしい、、、。 「まだ来ませんか?」、「もう来る頃ですよね?」と何回も電話したので、「こんな客に売ったのが間違いだった、、、」とオーディオ販売店も後悔したかも知…

Buffalo N1A or N1Z

最近、オーディオ用NASとしてBuffaloから販売されている「N1A / N1Z」が気になってしようがありません。安い方なら17万円、高い方は75万円という定価。圧倒的に音が良いなら高い方の「N1Z」を買いたいですが、安い方の「N1A」で済むのなら予算的に大いに…

LAN用「Xターミネーター」の試作(3)

いくつか図面を描いて考えた中で、一番シンプルな設計で試作品を製作してみました。 これが最も小型、これ以上小さいと、LANポートに差し込んだあと、そのまま抜けなくなる心配がありますので、これがほぼ限界の短さ、と思います。 一個の「Xターミネーター…

LAN用「Xターミネーター」の試作(2)

かないまる氏のブログを参考にして自分で製作した第一号機が一番下にある写真です。4つの抵抗がむき出しなので、熱収縮チューブか何かでカバーする必要があります。 組立の順序は下記のとおりです。 (1) 不要なLANケーブルからRJ45プラグ部分を切り取る(LA…

LAN用「Xターミネーター」の試作(1)

以前からSONY系のオーディオ製品の改造等で参考にさせて頂いている「かないまる氏」のブログに詳細な記事が載っています。さすがSONYのエンジニアだけあって、分かりやすく解説されています。 かないまる氏によると、ハブのLANポートが「空き」の状態にして…

DST-01 導入

LINN 社の Klimax DS と同じ様に、「アルミ・ブロックを削り出したシャーシ」と聞いて、それはイイじゃないか、と実物を見に行きましたが、ガッカリでした。 残念ながら「63万円の定価で、このデザインはないでしょう、、、」、ハードの開発に時間を取られ…

Switching Hubのアナログ電源

Switching Hubのフルチューンを教えて頂いたGiulia氏のブログに、付属のスイッチング電源を FIDELIX 社のアナログ電源にグレードアップしたら、以前よりも遥かに良くなった、これと比較すると以前の音は「扇風機を介して聴いているような、、、」という記事…

Switching Hubのフルチューン

DST-01を導入したので、NAS も今まで使っていた汎用品に加えて、BUFFALOの「2TB x2」のNASを購入しました。 これでRAIDを組みますので、総合容量は「2TB」です。 これに接続する「Switching Hub」も、今まではBUFFALO製の汎用品を使っていましたが、音が良い…

NASのアナログ電源

BUFFALOのNASを導入したので、このNASの付属のACアダプターもアナログ電源にすれば良くなるのではないか、と考えました。 4年程前、PCオーディオを始めた頃は「たかがデジタル」とバカにして、USBやFire Wireケーブルは普通の市販品を使っていました。 しか…

SACDからデジタル音声信号を取り出す(5)

今年の初め、SACDからダイレクトにデジタル信号を取り出し、それをDEQXに接続することによって、デジタル信号のままDEQXのグライコで処理し、デジタル・チャンデバで周波数帯域を分割した後、ここで初めてD/A変換してパワー・アンプに信号を送り込む、この手…

本当のマスター・テープの音を聴きたい!(2)

「マスターテープに入っている音を、そのまま全部聴きたい」という自分の願望は、メディア(ディスク)に起因する「制約」がある限り、それを満たすのは難しいと思っています。 「30cmLP」の時代には、レコード盤の「音溝の制約」がありました。 「RIAA カー…

リッピング用ドライブの強化

PCオーディオを始めた時から、CDのリッピングについてはPLEXTOR社のPremium2を使用して来ました。このドライブは、市販のCDドライブの中では一番音質が良いということで購入したのですが、鉛のインゴットや厚いステンレス板などを上に乗せてみると、確実に音…

SACDからデジタル音声信号を取り出す(4)

SACDの音をPS3の内蔵ドライブで再生してそのままレイオーディオから出す訳ではないので、SACDからデジタル信号を取り出してリッピングする際には、時間がかかっても「可能な限り良い条件」でリッピングしておきたいと考えています。 PS3はどこから見てもゲ…

SACDからデジタル音声信号を取り出す(3)

SACDからデジタル音声信号を取り出せた! と喜んで、しばらく聴き入っていましたが、新たな問題が見つかりました。 SACDを再生しながら、DEQX (DAC/デジタル・チャンデバ)を確認したら「44.1kHzの信号しか出ていない」ということが分かりました。 「SACDから…

SACDからデジタル音声信号を取り出す(2)

オーディオルームの改造で半年以上、何もアクションがなかった我家のPCオーディオですが、久しぶりに動き出しました。 先日、「Apogee (HDMISW2HF) HDMI 2x1 Switcher v1.3b w」 を買いました。 これは、一般人向けにはHDMI のスイッチャー(切換器)なので…