MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

TRRINOV ST2 HiFi の設定(2)

  

TRINNOVのキャリブレーションも、勘違いや失敗を繰り返して10回以上も続けていると、やっとモノになって来ました。

今、気になっているのは2つだけ、「デジタルVRによる音量調節」とクロスオーバーの「スロープ」に関してです。

 

 DEQX HDP-4を主に使っている頃は、アナログ出力をジャンパーで調整できる機能がありました。 当時メインで使っていたレイオーディオRM-6Vの場合はダブル・ウーファーで能率は「100 dB」だったので、チャンネル・デバイダー直後にあるこのアナログ出力設定を使って-15dB程度絞ってからパワーアンプに入れていました。

 

 ところが現在のTRINNOV ST2 HiFiでは、最終段でアナログ出力を絞る機能がないため、内蔵されているデジタルVRだけで音量調整をすると、常用レベルでは「-25 dB近く」まで絞る必要があるため、現状ではかなりビット落ちしている状況となります。

 

f:id:MilesTAD:20190921214732j:plain

 

 

よって、最終段にアナログVRを入れて音量調整をする必要があります。

最終的には、入口から出口まで、音量調整まで含めてデジタルで行ない、チャンネル・デバイダーからはアナログ信号でパワー・アンプに接続するので、暫定的な対策として「Accuphase CX-260」を購入しました。

 

f:id:MilesTAD:20190921220019j:plain

 

チャンネル・デバイダーの直後に入れるアナログVRとして、我が家の場合は2Wayなので4チャンネルあれば足りますので、このCX-260で必要にして十分です。

 

f:id:MilesTAD:20190923220122j:plain

2019年8月 のシステム構成

 クロックについては、現在CyberShaft社製の「OCXO 10MHz」をDST-01に接続していますが、TRINNOV ST2 HiFi は「Slave」設定にすると、TRINNOV内部のデジタル回路はすべて、前段のデジタル・トランスポートのクロックに同期することになります。

 

 スロープが「24dB/oct」までしかないチャンネル・デバイダーをどうするか、同じAcchuphase社のDF-55やDF-65を買うなら、友人Myu氏が使っている「DC-330」を使えば、入口から出口まで全部デジタル接続でき、デジタルVRで音量調整もできるとのことなので、これはもう少し勉強してからにしようと考えています。