現在のSPシステムは、シングル・ウーファーとホーンドライバー(TAD製のTD-4001とTL-1601b及び山本音響製F-310ウッドホーン)の組合せを使っています。
これは昨年まで使っていたレイオーディオRM-6Vの、上側のウーファーを取り除いた形状ですが、太いバスレフ・ダクトがあったRM-6Vと異なり、今回は「密閉箱」にしました。
システム全体としては、ここ10年間で最もシンプルな構成となり、オーディオ・ラックもシングル1台で足りる状態となっています。
拙宅では、音楽ソースはすべて「ALAC」及び「FLAC」に変換して「DELA N1A」のHDDに入れてあり、CD/SACDプレーヤーは処分してしまいました。
「96kHz/24bit」が6割、「174kHz/24bit」あるいは「192kHz/24bit」の音楽ファイルが4割程度です。
これをSforzart DST-01(デジタル・トランスポート)に送り、同軸ケーブルでTRINNOV ST2 HiFi のデジタル入力端子に接続しています。
TRINNOV ST2 HiFi は、独自のアルゴリズムでルームアコースティックを反映させたオプティマイゼーションを行ない、リスニング・ポイントにおいての伝送特性を全自動でフラットにしてくれます。
さらに、このフラット化したPCM信号を内蔵のデジタル・チャンネル・デバイダーにて帯域分割し、低域用と高域用のアナログ信号を出力します。
このあとは、450Hz以上は「金田式DCアンプ」がTD-4001ホーンドライバーを駆動し、450Hz以下の帯域はJeff Rowland製のModel 201に接続され、このICEパワーのパワーアンプがTL-1601bウーファーを駆動しています。
これ以前は、SPシステムがレイオーディオRM-6Vだったので、パワー・アンプがAccuphase社のA-65だったり、それ以前はMark Levinson社のNo.23を2台使って、4台のウーファーを駆動していました。
この頃は、DEQX HD-4のDAC部分をさらに良くしようと、Esoteric社製D-07を2台購入し、外部DACとしてパワーアンプに接続していました。
Esoteric社の製品は、外部クロックと同期させることができるので、EsotericのG-03Xで分売して2台の外部DACも同期させていたのですが、唯一、DEQX HDP-4だけはクロック端子がないので、ハイレゾはOKでしたがCDの44.1kHzがロックせず、最終的に全部の機器をクロック同期させるプロジェクトは「保留」としました。
Sforzart DST-01(デジタル・トランスポート)を購入して「ネットワーク・オーディオ」を始める前、拙宅では「PCオーディオ」が主流で、Mac の「iTunes」と「Audirvana」を使っていたため、D/Dコンバーターとして「Apogee Ensemble」を採用していました。