MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

前壁を石井式壁構造に改造(3)

 

 

 寒いのが嫌いなDIY大工は、冬の冷たい北風が吹いているとモチベーションが下がります。曇天の寒い日は、角材を1本切るのにも庭に出るのをためらってしまうし、少し疲れて来るとすぐに休憩してコーヒーを一杯、そのままJazzを聴き始める、、、そんな気ままなDIY大工なので一向にペースは上がりません。

 それでも何とか気持ちを奮い立たせ、15ミリ厚のラワン合板を取り付けて行きます。 今回は角材の寸法が「45x45」で、32kgグラスウールの厚みが「50ミリ」なので、多少(5ミリ程)グラスウールが圧縮された状態になります。

 当初は、低域のエネルギーを吸収させるなら多少でも隙間を空けてグラスウールの動きがあった方が良いのではないか、などと考えましたが、石井さんの本には「グラスウールを押し(ダンプ)気味にし、15ミリ厚の合板の共振を防いだ方が良い」との記述があったので、それに従うことにしました。

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合板の取り付け

1層目の合板の取り付けが終わったら2層目、そして3層目の合板を取り付けて行きます。
タテヨコの方向を変え、位置をズラし、合わせ目が重ならない様に、振動モードを分散できる様に(気持ちの問題?)と、3x6合板を合計12枚、全部使い切ってのレイアウトです。

一般的に、3x6ラワン合板の概略重量は「厚さ1ミリあたり1 kg」で計算をします。 今回の場合は1枚が15kg、12枚合計で180kgになりますので、音響用の壁としてはまずまずの重量です。

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1層目、2層目そして3層目のレイアウト