MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Jeff Rowland のシャーシ

 

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 この様なめずらしい製品が入手できるとは思ってもみませんでした。前オーナーのご好意で、「Jeff Rowland Model 6」パワーアンプ専用のバッテリー・ケースを譲り受けました。

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Jeff Rowland 製シャーシ


 バッテリー・ケースといっても、さすがに Jeff Rowland、パワーアンプ本体のシャーシと全く同じデザインと材質、同寸法の重量級のシャーシです。フロント・パネルの厚みは約20ミリ、両側のサイド・パネルは、約35ミリのソリッド・アルミ材から放熱フィンを削り出した一体物です。 
 
 ソリッド・アルミ材から機械加工機のパワーにものを言わせて削り出した重く分厚いシャーシ、付属の接続用ケーブルも直径が15ミリもある「Cardas」製の特注品、これでもかと言わんばかりの物量主義、、、良い意味で「Made in USA」 の香りが漂って来る製品です。

 話を頂いた時の写真では、横に2台が並べてあったので、見た目は割と小さく見えたのですが、実際には横幅は440ミリ、後ろに置いてあるMark Levinson 23 と大して変わらない大きさです。(全高が半分程度)

 現在、中高域用に使って非常に良い結果を得ている金田式DCアンプ(左後ろに置いてある試作品状態のアンプ)は近々、中身をMarantz MA-7A のシャーシに乗せ換えようと計画していました。 しかし今回、このJeff Rowlandのシャーシを入手したので、これを活用しようと考え始めています。元々がバッテリーケースであるため、幸いにもリヤ・パネルには孔がほとんど無く、機械加工は自由に進められます。
 
 私と同じTADユニット・ユーザーの前オーナーのご好意に応えるためにも、外観はどこから見ても「Jeff Rowland Model 6」、しかし音はもっと良いぞ、というアンプに仕上げるつもりです。