MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

オーディオルーム大改造 (床の仕上-その9)

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 見よう見まねで進めて来たチーク材の貼付け作業工程も、最初に始めた頃よりも随分コツがつかめて来ました。 
 
 あと5列ほどを残して完成、、、というところまで来て「最後の一列は、空気圧釘打機使えないではないか?」という疑問が湧いて来ました。 斜め45度の方向からブラッドネイルを打ち込むため、壁際では45度どころではなく、90度よりもっと手前側からでないと打ち込めないからです。

 チーク材の販売元(無垢フローリングドットコム)に質問してみました。 この会社はアフターフォローが非常に良く、親身な回答を何回もメイルで送ってくれたりして、とても助かりました。

 アドバイスによると、やはり最後の5列ほどは空気圧釘打機使えないので、現場の職人さん達がどの様なテクニックを使って仕上げているか、写真を送ってくれました。
 
 クサビを打ち込んでチーク材の巾を整えてから、最後は普通のクギ(あるいは隠しクギ)を使うとのことでした。 クギの頭は最初からカットするか、接着剤が固まってから、パテで仕上げるなど、通常の手法で行なうらしいです。 私の場合、この部屋は自分だけが使うオーディオルームであるし、壁際はオーディオラックやパネルなどでほとんど見えなくなってしまうので、隠しクギを使うだけで済ませることにしました。

 ついに完成! およそ一ヶ月半に及ぶチーク材の床貼り作業は、完了しました。 背中や腰が痛かったのは最初の頃だけ、後半はむしろ腹筋や太ももの筋肉が痛かったのが不思議です。

 ここで、接着剤が乾燥するのを待つことにします。一晩放置して、明日は朝からオイルを塗布する作業です。 過去、SPエンクロージャーを製作した最後の工程で、ウォールナットのツキ板にこのオイルを塗布する作業を何回もして来ました。 ウォールナットなどの堅木の表面にオイルを塗ると、とても美しい木目が浮かび上がってきて、何と言ってもこの作業が最高の喜びです。 今までの長くキツイ作業が報われる瞬間です。