MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Buffalo N1A or N1Z

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 最近、オーディオ用NASとしてBuffaloから販売されている「N1A / N1Z」が気になってしようがありません。安い方なら17万円、高い方は75万円という定価。圧倒的に音が良いなら高い方の「N1Z」を買いたいですが、安い方の「N1A」で済むのなら予算的に大いに助かるし、、、どこがどれ位違うのか、衝動買いにならない様に、ジックリ検証してみることにしました。
 
 Googleで検索すると「N1A / N1Z」の内部写真がいろいろ公開されていますので、上から横から斜めから眺めて、アーでもないコーでもないと検証しました。
 
  (1) 肝心のLAN基板は全く同一のもの(に見える)
  (2) 電源は異なる(2枚基板構成と1枚基板構成の違い)
  (3) シャーシは材料が異なる(アルミ製か鉄製の違い)

(1) 心臓部のLAN基板に関しては、全く同一の部品に見えます。性能の良いものだけを選別してN1Zに使っている、という可能性も考えられます。

(2) 電源は、一見して基板の枚数が異なるのが大きな違いですが、個々の基板自体はそれ程大きな差異がないものを2枚使っているようにも見えます。 この電源が音質にどれ程の影響があるのか、エレキが専門のMyu氏に再度、詳細を聞いてみることにします。

(3)のシャーシに関しては自分の分野なので誰も助けてくれません。上面パネルを開けていない状態の写真を見ると、Gold Mund や Jeff Rowland の様なガッチリしたシャーシに見え、さすがに75万円、と思いました。 
 しかし、上面パネルを開けた内部の写真を詳細に観察すると、このシャーシはソリッド・アルミの削り出しではなく、アルミ引抜材を使っていて、内部の2枚の仕切板は、鉄板をプレス曲げした部品の様です。リヤパネルもプレス曲げの部品です。フロントパネルも厚く見せていますが、これもアルミ引抜材を使ったものです。しかし、以前のEsotericの製品、その他のメーカーの製品と比べても、設計(使い方)が上手で、アルミ引抜材にしてはかなり良くできていると思います。
 
 Jeff Rowland のアンプを初めて見た時は、分厚いソリッド・アルミを削り出したシャーシの見事さに感心して、音を聴かなくても買いたくなりましたが、今回のN1Zに関しては、このシャーシが気に入って購入、ということはないですね、自分でも作れると思います。
  
 電源の違いはどうするか、少し使ったあとで、外部に別シャーシでリニア電源を作って、、、と考えれば、安い方のN1Aでも十分いけると思います。
  
 データ容量は、というと高い方のN1ZはSSDで500GB、安い方のN1AはHDDですが1TB。 我家はCDのリッピングは少なくほとんどハイレゾの音楽データばかり、これだけでも既に500GBは超えているので、N1Zの500GBでは最初から足りません。 回転系の全くないSSDの魅力は絶大ですが、今回は無理をせずに安い方の「N1A」を買おうかと思います。
 
 まずN1Aを買ってしばらく眺めてから、ソリッド・アルミ削り出しのシャーシを設計して特注しようかと思います。写真を見る限り、幅430ミリというシャーシ内部にそれ程の余裕はない様ですが、HDDのマウントを外して直付けとすればHDDの放熱が劇的に改善できて余裕のファンレス、、、厚さ10ミリのアルミ材で十分製作できる(おそらく10万円以内)はずです。(厚さ20ミリでもできるけど、全体重量35kgのNASなんて、、、オーディオ仲間の冗談のネタにされそうです) 完成した時点で高い方のN1Zと比較試聴してみるのも楽しいかも知れません。
 
 N1Aの1TBでもすぐに満杯になるだろうな、、、でもカタログにはHDDの換装はできないと書いてある、、、という心配をしていたら、もう既にHDDの換装に成功した方がいらっしゃいました。好奇心と情熱に溢れた、研究熱心なオーディオ・マニア、、、本当に心強いです。いろいろ参考にさせて頂いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/audiovideo_fan/folder/1538288.html?m=lc&sv=%B4%B9%C1%F5&sk=0