MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Buffalo N1A 入荷! 改造その(1)

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 注文を入れてから約1ヶ月半、オーディオ製品を注文してこれほど待たされたこともめずらしい、、、。 「まだ来ませんか?」、「もう来る頃ですよね?」と何回も電話したので、「こんな客に売ったのが間違いだった、、、」とオーディオ販売店も後悔したかも知れません。
 
 ついに、Buffaloの「N1A」が届きました。 さて、ここで段ボール箱を開けて本体を取り出し、取説も読まずにケーブルを接続して、音を出して、、、ではなく、今回は箱から出したら、すぐにネジを緩めてボンネットを開けてみました。
 
 シャーシは1.6ミリ厚の鉄製、まぁこれは可もなし不可もなし、普通の仕上がり。 HDDがラバーでフローティングされていますが、上部には20ミリ以上の隙間がありますので、デスクトップPC内部にある様なこのフレームを取り外して厚さ15ミリ位の銅板と置き換えれば、放熱と振動対策は万全だと思います。
 
 今回は新製品のモニターでもなく、Buffaloからタダでもらった訳ではなく、自分で購入したものなので、何かと見る目が厳しくなります。
  
 右側に並ぶ4個のプッシュボタン、デザインは無難ですが、スプリングが強すぎてこれを押すと本体が動いてしまう、、、そのため片手でボンネットの上から本体を押さえながら、右手でボタンを操作する、、、ということになります。 この半分以下のバネ圧にするのが順当な設計でしょう。 
 
 左側にある丸い電源スイッチを押してみると、、、このプッシュスイッチは残念ながらオーディオ製品という観点からは「安物」です。 我家のクローゼットで使っている中国製の除湿機の電源スイッチと同じレベルです。
 
 設定を始めて、「気が利いている」と感じたのはパワースイッチのすぐ横にある「パイロットランプ」と正面中央にある「ディスプレー」の照度が細かく調整できることです。(大抵の場合、安物は眩しいほどの明るさ) この辺りの細かな配慮は、前述のお粗末な電源スイッチの感触とは全く異なり、上級品です。 (拙宅にある Sforzato DST-01のディスプレーも眩しいほどの照度で、重厚なシャーシとは対照的に、安物のそしりは免れません)
 
 カタログにもあった「LANポートの上にあるランプ」も「消灯設定」としました。 これが点滅するとノイズ源になるとのことで、必要なければ消灯できる設定とのことです。
 
 HDDが回転し始めて、、、、起動完了となるまで20秒程度、驚くほど早いです。 カタログの謳い文句の通りです。こんなに起動時間の短いNASは今まで経験がありません。
 このN1Aのスイッチを入れ、DST-01とDEQXをON、そしてパワーアンプ群のスイッチを全て入れ終わる頃にはすべてが起動完了している、、、素晴らしいです。
 
 気になる点は、HDDの回転音が結構うるさいことです。 私はJazzをメインに聴きますので、音楽を聴いている時には気になりませんが、曲間のインターバルとか、たまに聴くクラシックのピアニッシモでは、かなり聞こえてきますね。 
 
 このHDD騒音の対策としては、前述の様に、重いムクの銅板を追加すれば解決できます。 シンプルに済ませようとするなら、現在取り付けられている純正のインシュレーター(足)を取り外し、ここに底板と同寸法の厚さ5ミリのアルミ板(さらに質量のある銅板、真ちゅう板が望ましい)を取り付ければ良いと思います。 底板の面積がかなり広い割りに、インシュレーター(足)が四隅にあるだけ、ということが原因と思われます。