MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Buffalo N1A  改造 その(2)

 
 
 
 先日まで使っていた2TBのNAS (Buffalo LS420)に入っているハイレゾの音楽データ(約400GB)をN1Aに移動させました。金曜日の夜、就寝前にセットし、LAN経由で4,5時間、、、と考えていましたが、朝起きて確認したところまだ続いていて、結局10時間ほどかかりました。
  
 さて、ここで普段あまり目を通さない「取説」を読むことにします。特に難解な説明はありませんでした。USBコネクターからダイレクトにDACに接続するオプションもありますが、これはあとのお楽しみとします。
 
 いつも使っている「Kinsky」を立ち上げると、先日までと同様にiPad上にリストが表示されましたが、ここで一つ問題があることを発見しました。 なぜか半数のアルバムが「白い音符マーク」のままで、ジャケット写真が表示されないことです。
 
 まあジャケット写真は何とかなるとして、音はどうだろう、、、評論家諸氏が言う様に、通常のPC用途向けのNASと比較して、大幅なグレードアップとなるのだろうか。
 
 ここで、Miles Davis の Kind of Blue「So What」をリストに出してタップしてみると、クルクルとマークが回転して、通常はここから音楽が始まるのですが、何も始まらずにスタンバイ状態になってしまいます。 何回やっても同じです。
 
 なぜ?、、、、192kHz/24bitの音楽ファイルが悪いのか?、、、それでは、96kHzのファイルにコンバートし直して再生してみても結果は同じ。 ALACがダメならFLACにしたらどうか、、、やはりダメでした。
 
 ハイレゾでなく、通常のCDからのリッピング(44.1kHz)は?、、、これは大丈夫!。
何だ、コレは? 単なるCDのリッピング・ファイルを聴くために15万円出してオーディオ専用NASを買ったわけではない! これなら先週まで使っていた汎用LS-420に戻した方がマシです。
 
 これはどうだろう、それならコレは?、、、といろいろ試して聴いてみると、かの優秀録音で名高い「Midori Goto アンコール」の192kHzは、、、コレは全く問題なく再生できました。他にも正しく再生されるALACの192kHz/24bitの音楽ファイルがいくつもありました。よって、ALAC、あるいはFLACの192kHz/24bitの音楽ファイルそのものが再生できない、という訳ではないことが分かりました。
 
 いろいろテストして検証した結果、現在では下記の検証結果が得られました。
 
(1)188.5MB以内の容量のファイルなら再生できるが、188.6MB以上の容量のファイルは再生できない。
(2)192kHz のファイルであるにもかかわらず、44.1kHz MP4と表示される場合がある(半数)。
   この時のSforzato DST-01の表示は「192kHz/24/mp4」である
(3)HQM storeで購入した96kHz のファイルは、44.1kHz MP4と表示される
   この時のSforzato DST-01の表示は「96kHz/24/mp4」である
(4)CDをリッピングしたファイルは、44.1kHz MP4と表示される
   この時のSforzato DST-01の表示は「44.1kHz/16/ mp4」である
(5)Systen softwareは、「1.10」と表示され、これは最新とのこと
 
 
 オーディオ的な音質グレードアップのために「さあっ、改造!」と張り切っていましたが、聴きたいアルバムが自由に聴けない様では、改造どころではありません。
  
 Buffaloはオーディオ専門メーカーではないし、オーディオ販売店NASに詳しいとは思えないし、、、自分で解決していくしかありません。