MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

システム機器の構成 (2015年7月)


 DEQX HDP-4のデジタル・チャンデバで「350Hz」クロスの上下に分けたデジタル出力を、2台のEsoteric D-07Xに接続しました。 
 

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 デジタル・ケーブルも選び出すとキリがありません。 HDP-4のデジタル出力はBNC、D-07Xの入力はRCA(もしくはXLR)なので、今回はMogami 2497で丁度良い長さになるようにケーブルを自作しました。BNCコネクターにもいろいろな製品がありますが、「サウンドハウス」で販売している「CANARE / BCP-H51F」は価格も安く、全部品が無垢からの削り出しで構造的にもしっかりしていて推薦できます。 ちなみにサウンドハウスは先月から、Amazonと同様に、全品送料無料となったので、ケーブル類やコネクター類など入手しやすくなりました。

先月までのプランでは、10MHzの外部クロックをG-03Xに入れて、これを分岐して各機器に接続することにしていました。しかし、今回訪問して聴かせてもらったPMC-01及びPMC-03を開発したSforzato小俣さんのコメントによると、私の場合はG-03Xは使わずに10MHzを直接DST-01に接続し、その出力を2台のDACに送ればOKとのことでした。

 

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 早速試してみることにしました。DST-01のCLK OUTを低域用のDACに接続、そのCLK出力を高域用のDACに接続して、、、さて、パワースイッチをオンすると、、、たちまち「Link Error」だの「No Word! 」だのと、いわゆる「警告」が点滅して、これでは音が出る出ないという以前の状態です。
 
 さてどうしたものか。 よく考えてみると、まだ2台のD-07Xの設定を順番に正しく行なっていないことを思い出しました。やはり取説を読まないと。 読んでみると結構難解です。 入力切替設定、アナログ出力設定などは分かるのですが、デジタル・フィルター設定とか、アップコンバーター設定など、どれに設定したら良いのか、どーでも良い様な気がして設定が進みません。
 
 あーでもない、こーでもないと一週間いじり回して、やっと安定して音が出るようになりました。左上のクロック・インジケーターが点灯し(点滅でなく)、クロックが同期したことを表示しています。
(ここまで来るのに一週間かかりましたが、その間、Sforzato小俣さんから毎晩メイルを頂いて進めて来ました。大企業だったら考えられない程の親身なアドバイスをもらい本当に感謝しています。)
 
 幸運にも、先々週に申し込んでおいた「Sforzato PMC-03」の貸し出し試聴機が届いたので、これを接続して早速、試聴してみることにしました。Sforzato小俣さんによると「最低でも数時間はウォーミング・アップして下さい。どんどんフォーカスが合って来ます。」とのことだったので、朝起きてすぐにパワーを入れて5時間、昼過ぎから試聴を始めました。