MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

オーディオルームの換気システム(3)

  
 
 
 工事業者による壁の孔空け作業が終わりました。
(今回のロスナイはこの業者から購入した訳ではありませんが、3台分の段ボール箱や発泡スチロールなどの梱包材など、すべて持ち帰ってくれました。作業後の清掃も丁寧で、とても良い業者でした。)
 
 さて、ここからは自分の楽しみ、、、DIYの世界です。 孔を空けてもらった壁にベース板をネジ止めして、ロスナイ本体を取付けました。 エアコンと異なり、長いパイプもないし本体も軽いので、20分程度で取付作業が終わりました。
 
イメージ 1
 
 新築時、ここにロスナイを取り付けることを考えていなかったので、壁の中にACケーブルの用意はありません。 近くのコンセントまでACコードを延長する必要がありますが、ヒノキの壁にうまく隠して見えない様に加工する、、、という楽しみ(?)もあります。
 
 とりあえず今日はロスナイの動作確認、そして何よりも「どれくらい静かに換気できるか」の確認を行ないます。
 
 エアコンに付属のリモコンよりもはるかに小型のリモコンのスイッチをON!  
ピッという音がしてロスナイが動き出しました。 「強」にするとエアコンの換気機能と同じ様な「コォ~」という風切音が聞こえますが、通常運転の「弱」では、ほぼエアコンと同じくらいの静けさ、、、なるほど、これならOK、十分実用になります。
 
 それでは「音漏れ」についてはどうなのか、壁に直径120ミリの孔を空けているので、ここからどれくらいの「音漏れ」があるのか。 30歳代後半まではJBL D130 がメインSPだったので、Jazz を爆音で鳴らして喜んでいましたが、現在のレイオーディオを購入するきっかけとなった愛知県のオーディオ仲間を訪問して以来、「爆音再生」は卒業、、、現在は「中音量」の再生になっています。
でも一応念のため、 Sonny Rollins の「Saxophone Colossus」を音量を上げて再生しながら、庭に出て確認。 「完璧ではないいけれど、この程度なら、、、まあ大丈夫」といったレベル。 壁に取り付けた換気口から一番近いのは南側に位置する隣家の北側の小さな窓、距離にして約7メートル、安心のレベルです。 午前0時を過ぎた深夜の時間帯で「Saxophone Colossus」を大音量再生することはないので、今回はこれで「合格」とします。
 
 なお、ベッドルームに取り付けたロスナイの効果は期待以上でした。 以前は換気のため室内ドアをほんの少し開け気味にしていたのですが、ロスナイ取付後は、ドアを完全に締め切っていても静かに換気が行われ、朝も快適に目覚めることができます。12月の深夜の気温でも、外の冷気が入って来て今まで以上にエアコンが頻繁に作動するということはないので、「全熱交換効率は80%」の謳い文句は、ウソではなさそうです。
 
 結論として、「三菱電機製 ロスナイ」は、オーディオルームの換気システムとして十分実用になると言えます。