MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

次期SPシステム(2)

 

 
 
   「ハードバップを聴くんだったら、TADなんかよりJBL 130系だよ」と仲間によく言われたことがあります。 大学生の時に愛用していたJBLのフルレンジ「D130」が第一候補ですが、D130のエンクロージャーならやはりバックロードホーン、、、ビンテッジの「JBL D40030 ハークネス」が狙い目の一つです。 
下の写真は、名古屋の大手中古オーディオ販売店で「既に売約済」となっていた出物ですが、国産箱とはいえ非常に安価な価格設定でした。
 

f:id:MilesTAD:20190903213934j:plain

 

 最近では米カリフォルニア州からの直輸入品でも80万円程度で手に入るらしいです。
このD130とLE-175DLHの組合せは、自分の大学生時代のシステムそのものですが、当時はハークネスなど買えるはずもなく、自作のバスレフ箱で聴いていました。
 
 JBL「001システム」は本来「D130」でなく130Aを指定していますが、私としては「D130」を使いたい、D130にしておけば、LE175を外して「075」に替えてN2600ネットワークで「030システム」を構築する楽しみがあるからです。 大学生の頃はLE175DLHからLE85+HL-91、そして375へと上位機種ばかり考えがちで、「030システム」を楽しむ余裕はありませんでした。「075」が発するシンバルレガート、シンバルの金属音だけでなくスティックの木の音までも聴こえて来る「太い高音」は、他のどんな高価なトゥイーターでも出せない、いまだに075だけの凄さだと思っているからです。
 
 これを我が家のオーディオルームに置いたら、、、と考えると、すぐに買いたくなりますが、ハークネスの現物を聴かせてくれる友人も近くにいないし、ショップも思い当たりません。 
 
 今回のメイン・テーマは「オーディオの終活」、、、その一環としてレイオーディオを売却処分したのですが、「次のSPシステムは何にしようか」と考えていると、メイン・テーマの「終活」の文字はどんどん小さくなって来ました。