MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

ウーファー用エンクロージャー(2)

 
 
  
 昨年12月末に発注した「TAD TL-1601b」ウーファーは、当初から「納期6ヶ月」とのことだったので、おそらく手元に届くのは6月の末、早まることはないだろうと考えていたのですが突然、販売店(コイズミ無線/秋葉原)からメール連絡があり「本日発送致しました」とのこと。
 
 翌日、外出先から帰宅すると、大きな段ボール箱が2個、玄関に届いていました。新品のTADの段ボール箱です。
 

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 レイオーディオRM-6Vの時は、TADからの直送ではなく、事前にレイオーディオで何十本かの「TL-160b」ユニットの中から選別後ペアマッチされて特殊な搬送箱に入っていたし、それ以前にシングル・ウーファーで使っていた「TL-1601a」は友人から譲り受けたユニットだったので、新品のTADの段ボール箱に入ったTL-1601 は初めてです。
 
 D130などJBLの15インチウーファーを買った時、「JBL」と印刷された新品の段ボール箱を開けると、JBL製品に特有の「香り」がプ~ンと匂って「JBLを買った」という満足感があります。この匂いが米国製の段ボール箱の匂いなのか、JBL製品の匂いなのか分かりませんが、Mark Levinson やJeff Lowland のアンプを買った時は、少し匂いが違ったので、やはり「JBLの香り」なのかも知れません。何にしても良い香りです。(良い香り、などと思っているのはJBLオタクの私だけかも知れません)
 
 TADのダンボール箱を開けると、目立つ場所に「使用前に2個のパッドを外すこと」という注意書きが目に入ります。 すいぶん昔、アルテック416ウーファーを新品で買ったのに保管状態が悪かったのが原因で、コーン紙の重さでダンパーが変形してしまった、という悲しい話があったのを思い出します。Made in Japan のTADはそんな悲しい事故が発生しない様に、スポンジのパッドが入れてあります。 外し忘れても、それ程大問題にはなりませんが、音は良くなりません。
 

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 ダンボール箱を開けても、TADは日本製、残念ながら感激する様な「TADの香り」はありませんでした。 しかしRM-6Vを手放して6ヶ月少々、久しぶりに見る「TL-160b」のコーン紙はきれいな灰青色でした。
 

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新品のTL-1601b
 レイオーディオRM-6Vの時はサランネットなどなく、いつも上下のTL-160bが見えっぱなしの状態で10年使っていたので、かなり茶色に変色してしまいました。 
今回はサランネットを付けて、コーン紙を保護する計画です。サランネットが音質に影響するかどうかという心配よりも、好奇心に満ちた小さな訪問者が部屋に入って来て、センターキャップを指で押して凹ますのでは、という心配をなくすためです。