MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

ガーデニング(3)

 
 
 
 クリスマスが近くなった寒い日の朝、家の前にパワーショベルを積んだトラックが来て、さて、いよいよ工事が始まりました。(巷でユンボと呼ばれるのはレンタル・ニッケンの登録商標とのこと、これはニッケンではないのでパワーショベルです)
 
 パワーショベルといっても我が家の庭にも入る小型のタイプです。それでも道路側の生垣を全部撤去し、紅葉の木の切り株を掘り起こし、地表から200ミリ程をゴッソリ削り取る強力なパワー、、、結局この作業は、丸一日かかりました。
これを自分一人でも何とかできるのでは、などと考えた私は愚かでした。
 

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 翌日も午前8時30分に職人さんが集合し、昨日200ミリ掘り下げたところに、鉄筋を並べ始めました。狭いと思っていた我が家の庭も、樹木を全部撤去してみると、以外と大きな面積、、、。雨水の配管や都市ガスのパイプを避けながら、庭の電気関係のコンジット・チューブの埋設など施工しながらの鉄筋作業は、これも丸一日の作業でした。 これも自分一人でもできるのでは、などと考えた私は愚かでした。
 
 次の日の朝はさらに冷え込み、しかし今日はコンクリートの流し込みの日です。社長の話では、冬はコンクリートが乾かないので、朝一番から流し込みを始める必要があるとのことでした。 しかし朝一番にコンクリートミキサーの予約を取りたいのはどこの工事業者も同じなので、今回予約を取れたのはラッキーだったとのことでした。
 我が家の前に大きなミキサー車とポンプ車が並び、まるで鉄筋コンクリートのビル建設の様な迫力、我が家の小さな庭の工事とは思えません。 
 

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 職人さんが手際よく、コンクリートを流し始めました。今回は総重量2.3トンのコンクリートを流し込む、とのことでした。
 

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 予定通りのコンクリートを流し込んだら、次は「水勾配」を付けて行きます、この場合は左側(道路側)を低くします。 夏場は乾きが早いので簡単なのですが、冬場は乾きが遅く、せっかく付けたコンクリートの「水勾配」が時間とともに「水平」になってしまうので、5分おきにコテで修正します。
 素人の目から見ると、どちらが高くてどちらが低いのか、全然見分けがつきません。乾き具合を見計らいながらのまさに職人芸の世界です。 結局2時間くらい、コンクリートの「水勾配」の格闘が続いて作業が完成しました。
 あとはコンクリートが乾くのを待つだけ。特に注意が必要なのが今日の夜中、野良猫がこの上を歩いたりすると困ります。 我が家にもアメショーが二匹いて、サンルームに出すと野良猫が近寄って来るので数日間、彼らはサンルームに立ち入り禁止です。
 

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