パワー・アンプは、TD-4001RドライバーをドライブするA級30WのマランツMA-7A(モノラル)が2台、そして2台のMark Levinson 23で、左右のダブル・ウーファー合計4個のTL-1601bを各々ドライブしています。
TD-4001Rドライバー用のマランツMA-7Aは、当初からA級特有の暖かみのある音質を目的として採用しました。Mos FET特有の柔らかな音質が、時として厳しい傾向になりがちなTD-4001Rドライバーの高域をうまくコントロールしてくれていると思います。
ダブル・ウーファーのTL-1601bをドライブしている2台のMark Levinson 23は、1台のシャーシの中に2台のモノラル・アンプが搭載されている「デュアル・モノ・アンプ」なので、BTL接続して並列のウーファーをドライブすべきか、それともデュアル・モノを2台、つまり合計4台のアンプで4個のTL-1601bを各々ドライブさせるべきか、と考えましたが、オーディオ仲間は口を揃えて「4台のアンプで4個のウーファーを別々ドライブ」とアドバイスしてくれたので、これに決まりました。
左右チャンネル、各ユニットに各々1台ずつのパワーアンプは、特に奥行感が気になる私にはベストだと思います。
スピーカー・ケーブルは、きめ細かい中高域とトランジェントの良い低域の両立を狙って、あえてRey Audio製ケーブルでなく、オルトフォンのSPK-400を使っています。