MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

金田式 UHC MosFET DCパワーアンプ(1)



 30年以上前から、金田式DCアンプシリーズを好んで製作して来ました。 DCパワーアンプは今回の「UHC MosFET パワーアンプ」で5台目の製作、特にこのパワーアンプは、電源部に巨大なRコアトランスを搭載した「低インピーダンス大出力用」とのこと、これならTAD1601ウーファーをドライブするには最適だろうと考え、左右1台ずつ使うというプランで一気に2台も製作したのですが、、、ダメでした。 TAD1601ウーファーをドライブし切れていない、押さえが効いていない、どうしても狙っていた低域にはなりませんでした。

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 スピーカーユニットを強力に制御ドライブするということで有名な金田式DCアンプにして、この低域のキレの悪さは何なのか、何が悪いのかを再確認するために、以前に製作した「超高速安定化電源搭載」の数台の金田式DCアンプを譲渡先の知人から借用し、試聴してみました。 

このUHC MosFET パワーアンプより多少はマシでしたが、以前使っていた JBL D130を使った場合とは全く異なる結果となりました。やはり軽量コーン紙のウーファー+ホーン・ロードのシステムでなければ金田式DCアンプは本領を発揮できないのか。 

 

 結局この「UHC MosFET パワーアンプ」はほとんど使うことなくラックに放置し、その後 Mark Levinson No.23を2台導入し、このDual Monoのアンプ2台で4本の1601bウーファーを各々ドライヴさせる現在のシステムに至っています。

 同じ八王子市在住の私の友人兼アドバイザーのMyu氏も、SONY SUP-L11ウーファーを同じ金田式DCアンプでドライブし切れずに、結局これを中高域専用にしてしまいました。 彼のコメントによれば、この金田式DCアンプを中高音用アンプとして使った場合、それまで使っていた「Accuphase A-30」と比較して「音が静か、空間表現に長けている」とのことでした。 確かに彼の言葉どおり、室内楽の弦楽器のキメ細やかさはハイエンドの真空管アンプの様に素晴らしく、彼のオーディオルームで聴かせてもらうたびに私は中高域ばかり楽しんでいました。

 我家では長い間、「中高域がキツイ」という不満を抱えていましたが、これを解決するために昨年、オーディオルームの大改造を行ないました。

https://milestad.hatenablog.com/entry/14118699 ) 

天井高をより高くし、天井と壁にムクの檜材を使用して、「響きの良い部屋」を目指しました。狙いはほぼ達成され、妙な中高域のピーク感が減ったことは収穫でした。しかし、もっと静かな音にならないだろうか、大音量でもうるさくない中高音にできないだろうか、、、。

 我家の中高域ドライバーは「TD4001R」で、クロスオーバー350Hzから5オクターブ以上の中高域を受け持たせているのですが、これをMarantz MA-7A(A級30W)でドライブしてほぼ3年が経過しました。 Marantz MA-7Aの音質はとても気に入っていて、A級アンプ特有の音質と、モノラールであることの優位性を感じられるアンプです。 仲間内の試聴会でも「Accuphase A-30」と甲乙つけ難い、良好な結果を得ていて、これより他にアンプを探すとしたら何になるだろうか、、、また何十年ぶりに2A3ppや300Bsの真空管に戻るのか、、、と考えておりました。

 Accuphase A-30やMarantz MA-7AなどのA級アンプ、それ以上を狙うとしたら何があるのか? 昨年、同じAccuphase社のA-65をこの部屋で試聴した際、TD4001Rに接続して中高域用として試聴しましたが、劇的な変化はありませんでした。

 もしMyu氏のオーディオルームの様に、金田式DCアンプの中高域が、音の滑らかさで既に定評のあるAccuphaseの A級パワーアンプ A-30、A-65を凌ぐのであれば、絶対に採用したい、つまりラックに押し込まれて埃をかぶっている金田式DCアンプ「UHC MosFET パワーアンプ」を引っ張り出し、新規にシャーシを2台製作してモノラル仕様に作り直す、というのが次のプロジェクトです。