MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

オーディオ・ルームの大改造(その3)

 
 
  いよいよ改造工事を始めました。 まずは天井のプラスターボードの取り外しから。
 
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プラスターボードを固定しているスクリューを電動ドライバーで一個ずつ緩めて外していくのですが、これが想像していたより遥かに大変な作業、仕事から帰って毎晩30個ずつ、と決めて進めて行きましたが、結局2週間かかってしまいました。
 
 次の行程は、知人に来てもらってプラスターボードを一枚ずつ取り外して行きます。ボードの裏には「遮音シート」が貼り付けてあるので、通常のボードよりもかなりの重量があります。 やっとのことで12枚のボードを全部外し、ここまででこの日の作業は終了。
 
 次の日は、マスクと防塵メガネをして断熱材を一枚ずつ下ろして行きます。そして断熱材を全部取り除いて、天井の野縁(ノブチ)と吊木を全部切ると、2階の床板がすべて見えるようになりました。もうこの時点で、2階にあるテレビの音声がハッキリと聴こえて来るようになりました。
  
 1階の床から2階の床下まで「3.m!!」、しかし実際には太い梁があるので、今回の改造ではそこまでは天井高を確保できませんが、それでも高い!。 この天井改造プロジェクトのモチベーションがより一層、高まって来ました。
 
 次の日、同時進行の「屋根工事(瓦の張替工事)」に来ている大工さんが昼食時にオーディオ・ルームを見に来たので、私の改造プランを見せたら、「この作業は一人では無理だよ、本職の大工でもキツイよ、サブロクの合板を一人で天井に貼付けるのは無理だし、だいたい危険だよな。」と言われてしまいました。
 
 その他にもいろいろアドバイスをしてくれて結局、「屋根工事が終わったら、一緒にやってあげるよ」ということになりました。 全部自分一人でやる、と意気込んでいた自分としては多少の落胆と、しかし「これで何とかなる」という安心感の入り混じった複雑な心境となりました。
 
 その日からは、土曜日曜日は現場に張り付いて手伝い、平日はランチタイムに仕事を抜けて我家に、というのが日課になり、それでも何やかやと大工さん2人が来て実質8日間かかりました。本職の大工さんが2人来ても8日間、それも下地作りだけで、、、「これは、自分一人でやったら3ヶ月かかっても終わらなかっただろうなぁ、、、」と自分の見積もりの甘さが身にしみました。 
 
 しかし、まだ本番はこれから、、、。 壁、天井と全ての面にムクの「檜材」貼付けて行く本当の作業がこれから始まるのです。