MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

7ヶ月ぶりの音出し

 
 
 
 RM-6Vにカバーをかけ、アンプその他を別室に移動したのが4月中旬、その後すぐにオーディオルームの大改造に着手してから7ヶ月余り、幾多の困難(?)を乗り越え、今日の夜、久しぶりに音が出ました。

 5月連休から11月中旬までの工事現場状態、12月に入ってからやっとRM-6Vを定位置に戻し、重いMark Levinsonを運び込み、さぁっ、接続を始めよう、、、と探しても電源ケーブルがない!?、なぜかスピーカー・ケーブルを入れた一番重い箱が、どこにもない、、、LEMOコネクターも全部揃っているはずが、1個足りない、、。

 スケジュールに追われて、とにかく段ボール箱に入れてまとめて納戸に押し込んだりしたので、いざ使おうとしても見つけられない、自分の大雑把さを反省することしきりです。一つ一つ箱に入れてラベルを貼っておくべきでした。

 DEQXの設定と調整は、基本的なメニューだけ行なってとりあえず完了、 どんな音になっているだろう、何ヶ月もかかって檜材を壁に貼り、ルーバーを製作し、吸音システムを設置して、これで何も改善が無かったら、この7ヶ月間は何だったんだろう、、、。 DEQXの調整は、もっと慎重に何回も測定と調整を繰り返してから音出しをすべきではないか、とも考えましたが、とにかく早く音が聴いてみたい、まずは音を出してみることにしました。

 最初の試聴盤は何にしようか、やはりコレでしょう、と引っ張り出したのが「Opus de Jazz / Milt Jacson」。 この Milt Jacson の作品は1955年録音、SavoyのLPの時代から何回も買い替えて試聴用として使って、CDになってからも愛聴しています。2曲目「Opus Pocus」の中で、Milt がマレットを強打するところ、ここが半年前の我家のオーディオルームでは、音量レベルを上げると非常にキツく響きました。 このヴァイブの強打音がキレイにフェードアウトしていくか、ここが聴きどころです。

 CDをトレーに入れ、腰を下ろしてスタートボタンを押し、、、しばらく待っても音が出ない、、、あれっ? Mac の画面を見るとDEQXのレベル・メーターは確実に動いているし、CDのインジケーターも秒を刻んでいる。 DEQXの入力切換えを確認したり、DEQXとCDの接続を確認したり、でも音が出ない。さっきDEQXの調整をしている時は、信号音は正しく出ていたのに、、、あれやこれやと数分間いろいろ確認しながら、ふと、RM-6Vの間に置いてある2台のMark Levinsonの黒いフロント・パネルを見たら、赤いパイロット・ランプが点灯していません。中高音用のMaranzも同じ。な~んだ結局、パワースイッチがOFFになっていました。7ヶ月オーディオを休むとこんな状態、自分でも驚いています。

 しかし、ついに、やっとのことで音が出ました、、、。