MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

PCオーディオ用プレーヤー(4)

イメージ 1

 
 Pure Music を購入する前にもサンプル版で確認したのですが、正式購入して再確認したのは「周波数切換時にノイズが出ない事」と「周波数によって再生速度が変調を受けない事」の2点です。これはAmarraやpfplayの時に少々苦労したからです。

 他の設定は、特に難しいところはないのですが、「Up-sampling」については、いろいろ試して「96kHz/24bit」を選択しました。

「Up Sampling」に関しては、いくつかの設定が可能です。これは使用しているD/Aコンバーターの上限値に依存します。つまりD/Aコンバーターが96kHz/24bitまでしか対応していない機種であれば、192kHz/24bitの設定を行なっても意味がないことになります。我家の場合はこれに当てはまります。

 上記テーブルに示されたように、「Up-sampling」がオフの場合は、音楽データのそのままの周波数が再生されます。「88.2kHz」を選ぶとそれ以下の周波数はすべて「88.2kHz」にUp-samplingされます。CDをリッピングした音楽データの比率が高い場合は、これが良いはずです。

 我家の場合は「96kHz/24bit」を選択しました。 その理由は、CDのリッピング・データよりもHi-Res音楽データが多いこと、そして「88.2kHz/24bit」の音楽データ再生後に96kHz/24bitの音楽データが続いて再生される場合、自動的に96kHz/24bitに切り替わるのですが、その際に例の「バチッ」というノイズが出ることが分かったからです。
解決策として「96kHz/24bit」を選択を選択しておけば、すべて「96kHz」で再生されるので切換えノイズは全く出ません。 44.1kHzのCDリッピングデータが96kHzで再生されるのは「?」ですが、今のところ一聴して分かる程の音質的な差異はなかったので、当面「96kHz/24bit」に設定しておくことになりました。Pure Music の設定、まだまだ奥は深いです。