MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

Saxophone colossus

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 中学生の時、ジャズを聴き始めて最初に買ったLPがMiles Davisの「Kind of Blue」、そしてその次がSonny Rollinsの「Saxophone colossus」でした。 Max Roachのリズミカルなドラムスのイントロから始まるカリプソ風の一曲目「セント・トーマス」が有名ですが、自分にとってベストは三曲目の「Moritato」です。 
 
 特にJazz愛好家でなくても、どこかで耳にしたことのあるモダン・ジャズの名曲「Mack The Knife」をロリンズ流にアレンジして演奏する、図太いテナーサックスのアドリブは圧倒的な迫力です。 
オーディオ評論家の故岩崎千秋氏がその著書の中で「Moritatoを聴いていると、オレも頑張っているんだから、お前も頑張れ、とロリンズに励まされている気がして来る」と書いていましたが、まさにテナー・サックスの演奏における金字塔、モダン・ジャズのスタンダードです。
 
 この曲を自分のイメージ通りに再生するには、JBLの音響レンズ付きのショートカット・ホーンよりもフルサイズ・ホーン、2インチ・ダイアフラムよりも4インチ・ダイアフラムのドライバーの方が良いと思っています。
レイオーディオRH-3やExclusive TH-4001の様なフルサイズのウッドホーンに4インチ・ダイアフラムのドライバーの組合せがベストです。 ロリンズの図太いテナーのアドリブが再生できるか、これを判断基準にしています。