MilesTAD’s Blog

自分の一生涯の趣味として続けているオーディオのブログです。

現在のシステム構成 (2014年6月)

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 チーク無垢材を床に貼り付ける作業を始める前に、オーディオ・ラックなどは全て移動させておく必要があったので、各々の機器への配線ケーブル類は全部外しました。
 
 この機会に、コネクターは全部クリーニングし、汚れたケーブルの表面も水拭きしてクリーニングしました。 今までほとんどやったことのない、自分としては驚くほど几帳面な作業です。
 
 床貼り作業が完了し、オーディオ・ラックを元の位置に戻して、さて困りました。元通りの接続に戻すのが難しい。 何となく覚えている様でなかなか思い出せない。SPケーブルなどは極太なので見れば分かるのですが、特にPCオーディオ関係、ネットワーク・オーディオ関係が大変でした。 こんなUSBケーブル、どこに使っていたかな? こんなに長いケーブルがなぜ必要だったのか?、、、など、自分のオーディオ・システムとは思えない「健忘症ぶり」です。
 
 これも良い機会と考えて、ブロック・ダイアグラムを描いてみることにしました。 何年か前、オーディオ専門誌が我家に取材に来るのに備えて、自分のシステム・ダイアグラムを描いて以来の「作品」です。
 
 ケーブルなどは「JAZZ再生にはこれがお勧め」などと雑誌に書いてあると、その都度衝動買いしている程度で、これといったコダワリがある訳ではないので、何を使っているのか、ケーブルやコネクターのラベルを確認しながら調べました。 

一時期はケーブルはすべて「Ortofon 7N」に染まっていたのですが、今こうやって確認してみると、いろいろ遍歴を重ねて、また他種のケーブルも混じっているようです。

 信号系のケーブルは、大学生の頃に「金田式DCアンプ」を製作して以来30年以上、ずっとMogami 2497です。一時期はOrtofon 7Nに変更したりしていました。しかし、やはりMogami 2497の中庸な音質がベスト、という自分なりの結論に至りました。 

 SPケーブルは、これもTADのユニットを使い出して以来、Ortofon SP400を使っています。 Rey Audio純正のケーブルと比較して、低域の押し出しは少々譲るものの、中高域の繊細さは一歩アドバンテージがあるとの結論から使っています。

TAD純正のCGR-1ケーブルは、かなり以前に製造中止となって入手が難しい一品ですが、Rey AudioケーブルとOrtofon SP400の中間、若干Rey Audio寄りの音質で、時々交換し、音の違いを楽しんで聴いています。

 メイン・アンプ群は「モノラル・アンプ」にこだわっていて、当初この目的で製作した金田式DCアンプが、全く不本意な音しか出さなかったので、パワートランスを小型化して中高域用として使い、低域用はMark Levinson No.23を2台使って、上下のTADウーファーを別々にドライブしています。 金田式DCアンプは、低域は全くダメでしたが、中高域用アンプとしては、Mark Levinson No.29をも凌ぐ音質だと感じています。
  
 このブログの目的は、その時代に自分のオーディオ・システムがどの様なシステム構成だったのか、何を考えていたのか、あとで思い出せる様に書いている「備忘録」でもあるので、今回のブロック・ダイアグラムも、2014年6月現在の記録です。